今の仕事場の一角に小さな部屋があってそこには部屋の広さと
釣り合いの取れない人数の人がひしめいてなにか作業をしている。
その部屋だけ、その部屋の前を通るときだけ生乾きの洗濯物
のような香りがズンズンと押し寄せてくる。
その中に一人だけ女の人がいて作業をしていた。
彼女勇者だ。

* 追記 *
さっきその部屋の前を通ったら今度はあまったるいチョコレートの香り
が混ざっていた。
ごめんなさい。キビシーです。