スカイ・クロラ (中公文庫)

スカイ・クロラ (中公文庫)

読み終わった。

何が面白いのかさっぱりわからないけど、
なぜか面白い。
漫画やアニメと違って、小説というのは文字を読み取ってその言葉を
自分の中で解釈するプロセスがあることから、
漫画に比べて脳内の集中度が著しく高く、妙に没入間が強い。
活字媒体に読みふけるのはキライじゃない。


とにかく淡々と進む話である。
それこそ映画版に比べ、輪をかけて淡白に進んでいく。
全く盛り上がる箇所がない物語展開。
異常な世界や感情を普通の感覚として描いているかなりの妄想世界。
でも妙にひきつけられる魅力のある作品。


この小説を読むことで、さらに映画版が声優陣を除いていかに
「よくできた映画」
であることがわかるかもしれない。


それにしても、何が面白いのかやっぱりわからない。
・・・けど面白かった。


最近は奥さんお勧めのラノベを読んでたりして…。
これもまた疾走感がたまらない。